主人公は神学校へ通うものの、神も悪魔も信じておらず・・・エクソシストに出会うも、悪魔に憑かれた人々に必要なのはエクソシストではなく精神科医であるという考えの持ち主。
エクソシスト映画と言えば、1973年の映画「エクソシスト」の女の子に取り憑いた悪霊と神父の戦いのイメージが強いはずです。
この映画の場合は精神病vs宗教という構図な感じですかね。
熟練のエクソシスト役がアンソニーホプキンスなんですが、レクター博士にしか見えません。だが、これがまた役にはまってる。
ホラーという感じの映画ではなく個人的にはヒューマンドラマ?って気がする映画でした。考えさせられるところが多いです。科学が進歩した今となっては、霊的な不可解な現象も科学的に説明される時代です。学者じゃなくとも、科学が浸透した今の時代では、悪霊はもとより神の存在を信じず信仰を失う人は多いと思います。そんな時代へ意見を投げ
かけたスタイルのエクソシスト映画だと思います。
映画「エミリーローズ」にもこの映画と似たものを感じます。
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